前回の続きです。

それ以後、歯医者で歯石を取ってもらうことは、遠慮するようになりました。私は歯石を取ることに疑問を持つようになりましたね。その原因のひとつに、うちに来るお客さんが仰っていたのですが、歯医者の奥さんが「歯石を取ったって、どうしようもないけどね」と、チラッと仰っていたという話を聞いたことです。また、私の母は93歳ですが、自慢は耳がいいことと、歯は全部自分の歯で歯の問題はまったくないことですね。硬いものもバクバク食べています。当然歯医者にも行かないので歯石なんて何十年も取ったことがない。

とかく人は痛くなると不安になるため医者に行きます。そうすると歯の場合、鎮痛剤を出され、歯周病が進まないためと歯石を取り、それでも駄目なら抜かれます。以上です。

整体の創始者 野口先生は「痛みは、そこが異常であることを体が認識しているので後は治っていく。痛い、それは体が治しにかかっている」というようなお話しをされていましたね。人には自然治癒能力がある、人の体は元に戻す時痛みを出す。風邪をひき、喉が痛くなっても、筋肉痛でも、打身でも、化膿しても、痛くなって治る。痛みは治るためのプロセス。まあ、痛くて我慢できない場合は別ですけどね。

ということで、私の場合、今から考えるとこの方法をはやく知っていたら、奥歯2本も抜かずにすんだのではと思いますね。後のマツリですけど。

まあこれは私個人の考えであり、詳しい知識がある訳でもないので、歯石は取るべきだという人はそれはそれでいいと思いますけどね。考えは人それぞれですから。

まあ、簡単な操法ですので、みなさん歯が痛くなった時やってみて下さい。かなり楽になりますよ。