整体では硬結という小さな塊を捕らえることが重要で、硬結にピタッと当たると、受け手の人はどんな素人でも”そこだ”というのが分かるというお話しをしました。だからゴマカシは効かないと。
体の敏感な人はすぐ分かります。しかし鈍い人は分かりません。敏感な体は健康、鈍感な体は不健康というお話しもしました。また硬結については、次回詳しく説明する予定です。
この硬結を捕らえることに関しては、自分で自分の体の一部を押しても分かりますが、一番分かるのは人にやってもらった時です。だから一番効果が大きいのは、人にやってもらた時です。
だから、うちの整体の教室でも、生徒にやってもらうとよく分かるんです。
「そこのちょっと上、そこそこ、4呼吸手を当て、次息吐き切った時グッと押し、次息を吸おうとしている時ちょっと抵抗を与え、そこで少しパッと抜いて」と説明します。「おー、いいね」となる。また説明することが、私の勉強になるんです。
しかし私が生徒にやった時、たまに「先生、あまり効いてないですよ」てなことがあります。そこで少し角度が違うとか、強く押し過ぎだとか、いろいろ調整して、操法を完成させていくんですね。みんな上手いですよ。とても気持ちがいい。そういうことをお互いやりながら勉強していくんです。
とにかく人にやってもらった方が、良く分かるし効くのです。
野口先生は「自分で自分を庇(かば)おうとしたのでは発揮されない体力が、人を庇(かば)おうとした時に発揮されることが多い」と仰ってますね。
うちの教室は、三年過ぎると無料になっています。すでに教室ではなく、研修会だと思っていますから。
続く