前回の続きです。
野口先生は「愉気(手当て)は、頭で考えると分からなくなる、バカになって無心にやったほうが良い」。また二宮整体・大仲先生は「考えてはダメ!」とよく仰っていました。
私は整体の教室をやっていますが、素人のほうがうまいことがたまにあります。素人は無心でやるからです。そうすると効果がある。
昨年まで私も、広島で行われていた二宮整体の教室に通っていましたが、そこである操法を教わって、その場ですぐ実践するとこれが驚くほど効くんです。すごいなと思い、うちに帰り、お客さんにすると最初は効くんです。ところが同じことをやっているつもりでも、だんだん効かなくなってくることがよくあります。無心を忘れ、そのうち色々考えてしまうからなんです。
教室で教わった時は、無心でやっているからよく効いたんです。
うちの整体教室の生徒でも「うまくなったね!これで大丈夫」と思っても、しばらく経つとヘタに戻っている、ということがよくありますね。
「365歩のマーチ」じゃないですが、三歩進んで二歩下がるですね。私もそうですけど。
野口先生は「相手をジーっと見ていると、ある部分が濃く見えてくる、また手を当てると、手がくっついていく処がある、あるいは何か感応がある、手応えがある、そこへ手を当て、無心に愉気する、それだけなのです」
「手を当てていると、手が勝手に動く、それに任せておけばいい」
「無心でまったく生まれたてのような天心でやらなければいけない」と仰っています。
また、「フッと感じるには、気が澄んでなければならない、初めての人も、スッと気を感じとれる」「心と体をつなぐ力が気、気の感応で気が通れば、どんなに曲がっていても真っすぐになる」と仰っています。
私もまだまだ理解できず、勉強の途中ですけど。
続く