今回は、頭部第4調律点のお話です。

まず、場所ですが後頭部の後ろに手を当てると、出っ張った骨がありますね。
その横ライン上の左右2か所ですが、だいたい出っ張った処から、指3本外側
わかりやすく説明すると、目の真裏で良いと思います。
この場所も本能でわかります。
ここという場所に手がいくと、頭の中に響いてきたり、軽い痛みを感じたりするのでわかります。
ここの操法はふたつあります。
愉気（手当て）する場合と、軽く叩く場合です。
ここが硬かったら愉気します。柔らかかったら叩きます。
わかりずらかったら、軽く叩いてから愉気すればいいです。
軽く叩く時は、4本の指を軽く曲げ、力を入れないで上にこすりあげるように
かるーく叩きます。

自分でやる場合は、正座した状態で
まず、首を上下左右、右に曲げて、左に曲げて
可動性を確認しておきます。
そして、頭部第4に両親指を当て、残り4本の指で頭を支えます。
その４本の指で頭を少しうち呂にもっていって
親指の処に、少し力を集めるように愉気をします。
一応、３～４分が目安です。
ちょっと手が疲れるかもしれませんが、疲れたら休んでまたやってください。

そして、最後に首の動きを確認します。
前より動くようになっているはずです。
あまり、変わらない場合はもう一回やってみてください。
それでも、変わらない場合は頭部第2もやってみてください。
特に寝違い他、首が回らない、動かないという人には
ここは必ずやります。

また、首は足首・腰首と繋がっていますが
話がずれるので、今回はその繋がりに関しては省きます。
人にする場合は、相手に正座をしてもらい
こちらは、後側に膝立ちの状態で愉気（手当て）を行います。
その時、首をちょっと後ろにもっていきます。
その際、首を後ろにどんどん倒す人がいますが、それでいいです。
ただ、やる方が後ろに倒そうと力を入れたりしないで下さい。
あくまでも、愉気（手当て）です。

続く