こんにちは
個別指導塾 すずかけの木です
タイトルで「子どもたちに伝えたい」とあるので、後編は塾っぽく勉強における読書のメリットに触れていきます。
もしも、18歳以下の子どもで、前編に続いて後編も読もうとしているあなたがいたとしたら、安心していいです。
この時点で、あなたは読書の素晴らしき才能があります。間違いありません。
もしかしたら、此処から先を読み進めるよりも、夢中になれる本を開いて読み進めるほうが素敵な時間を得られるかもしれませんが、
折角なので、このまま読み進めてもらいたいです。
もうすぐ終わります。
当たり前ですが、もちろん、読書は勉強にもいいです。
というより、今や入試において「読書できることは大前提」なのかもしれません。
公立高校入試問題しかり、大学共通テストしかり、年々文字数は増えています。
公立高校の入試でさえも、一日で、小説単行本の半分くらいの量の文字を読みながら、問題を解かなければなりません。
逆に言えば、本ぐらい読めないと入試問題は解けないことになります。
ね、まず「読書が大前提」という意味がわかったでしょ。
まだ疑っている方は、入試の過去問を見てください。
なかなか活字慣れしていない子は、文字数の多さだけで圧倒されてしまいます。
それを防ぐためにも、面白い本探しをしておくといいでしょう。
そう、繰り返しになりますが、
入試のための読書ではなく、まずは読書を楽しめるように面白い本を見つけることが重要です。
あなたの心を刺激する本が、必ずあります。
とりあえず本屋に行こう。図書館でもいい。
浴びるほどの情報の中で、お気に入りの本が見つかる奇跡の瞬間に出会おう。
ちなみに、「本は読むんだけど、なかなか成績が上がらないんだよね」という方は、以下のことを試してみてください。
ここから紹介するのはメリットありきの読書だが、すでに読書の楽しみを知っているあなたなら実践できるはずです。
合わなかったらすぐに元に戻せばいいです。
・読み物を変える
・読み方を変える
・読んだあとの行動を変える
まずシンプルなのは「
読み物を変える」ということです。
好きなジャンルばかり読んでいませんか?
たまには違うジャンルのものを読んで世界を広げてみましょう。
その際も「面白そうだ」と思えるものから触れていってみましょう。
例えば、先入観を捨てて、教科書を読んでみるのもいいですよ。
これ、読んでみると意外と面白いです。
国語なんかは成績アップにもつながりやすいので、オススメです。
そして、読んだらアウトプットすることです。
感想を綴ったり、誰かと話したりするといいです。
これが「
読み方を変える」「
読んだあとの行動を変える」の中でも特にオススメの方法です。
人はインプットだけだとすぐに忘れてしまいます。
アウトプットしながら、思い出す作業によって、記憶は蘇り、忘れにくくなります。
そうやって頭の中の引き出しが増えていくのです。
内容について話し合って、面白かったところや「うーん、違うな」と思ったところについて語り合い、
なんなら「自分だったらどうしただろう」とか、「自分だったらこういう結末にした」とか、奇想天外なものでもいいから発表しあうのもいいですね。
考察した結果を説明したり、否定はしてもいいけど、なくてもいい。
合い言葉は「それもいいね」「面白いね」です。
フランクに、楽しく、能動的に話すという場が大切なのです。
もちろん、相手は家族でも、友達でも、知り合いでも、塾の先生でもいいです。
慣れるまではノートに走り書きしたって構いません。
そうやって、読書はあなたの血肉となっていくのです。
そうやって、読書はあなたの日々に欠かせないものになっていくのです。
まぁ、まずはただただ楽しめばいいんだけどね。
そのこと自体が、勉強より先の、あなたの人生をとっても彩り豊かにしていくでしょう。
というわけ、2回に分けて長々と本について書いてみました。
あ、読書のための時間を作る、ということもとっても大事なことです。
それについては、またどこかの機会で。
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