愛というと「恋愛」を連想しますが、実際にはいろんな愛があります。

家族愛
友愛
師弟愛

などなど。

愛にまつわるいろんなパターンについて悩んでいらっしゃる方の中に

相手が自分の望んだように愛してくれない

というものがあります。


今日は母の日ですが
お母様との関係性が悪いということでいらっしゃる方もあるので
今日はこれをテーマにおつたえしますね。


親子間での愛について

「今の自分が○○なのは、母が○○してくれなかったから。」

と、ご自分の現状の原因をお母様に向ける方がいらっしゃいます。


ドクオヤ
なんていう単語も出回っておりますね。

考え方はそれぞれですが
いやはや、いまや親もドクブツ扱いになるほど社会が病んでいるのですね～。

（今日の視点から外れますが、自分の親がドクオヤだったからワタシはそうはならないようにしようと思っている方はお気をつけくださいね。ぶっちゃけ自分もだったってことだったりします。・・・これはまた後日別記事で。）


さて

「今の自分が○○なのは、母が○○してくれなかったから。」

についてですが

全ては自分のうつし鏡です。

これは全てにあてはまります。


自分が人様（あるいは母親）にそのような態度をとっているわけじゃないのに！
と、腹の立つ方もあるかと思いますが

じゃあ、誰に対してそういう理不尽な態度をとっているかというと

自分に対して

です。

お母さんの態度は
そのまま

自分が自分に対して取っている態度。

お母さんはそれを教えてくれていたのです。

大人になるっていうのは
聞きわけ良くなることや
常識をわきまえることではなくて

お母さんにして欲しかったことを
自分が自分にしてあげられるようになるということ。

大事なのはお母さんにしてもらうことではなく
自分が自分にそれを許すことだったのです。

自分を無視しているのも
ダメだししているのも
口やかましいのも
制限をかけているのも

全部

自分。

お母さんはその態度で
自分が自分をどう扱っているかを教えてくれていたのです。



嫌われ役になると分かっていながらも
我が子のために痛みをひきうけるという

でっかい愛。

圧倒的な献身と奉仕。

まさに

母＝ガイア　の愛。


人類がこの世に生まれてから
ずーっと途切れることなく続いてきた命のリレーの最先端にいる自分。

過去世もひっくるめて
数え切れない経験があって
山あり谷あり
越えるのが困難なように見える出来事もあったにもかかわらず
今この瞬間を生きているのは
他でもない
お母さんが産んでくれたから。

今度こそ幸せになるぞー！
と決心してきた魂を
よっしゃー、応援するわよー！
と、この世に送り出してくれたのがお母さんです。

そんなことを思いながら
お母様との関わりを振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

そして

親である母もまた
同じような営みの中にいる人だということを思いだして。

みんなみんな、母であり子でもある。

命の循環、連鎖の中にいる視点を持つことで
親子関係の被害者意識から脱出しましょう。

自分の持つ本来の強さと輝きを発揮して
弱弱しくいることで愛を得ようという世界からサヨナラして
自分から愛を放出して生きましょう。

与えると受け取れるんだもんね