建物の新築・増改築で困らない!入門書① 「解決は原因を知る事から始まる!」
真言宗 醍醐派 大津三十八不動尊
~日本人なら知っておきたい家造りとお祭の常識~
建物の新築・増改築で困らない!入門書
解決は原因を知る事から始まる!
家は沢山の人の力を合わせて初めて建てられる重要なものです
これからいくつかの章に分けて説明していきます
第1章 家相ってなに?
①都を見れば家相が分かる
~都の建造物の配置から家相の重要性が見えてくる!~
家相は家運上昇の教科書
奈良時代に、中国から仏教と共に伝来した風水思想が日本で独自に発展したもので、土地や家の間取り等から住人の運勢をみる陰陽道の占術の1つです。
家相は、家造りや、心地良い生活を送るための、家運上昇の裏技が書かれた教科書のようなものです。
家相によって運気や繁栄に差が出る?
歴史上、日本は家相、地相に基づいて造られた代表的な町があります。
1つは京都(平安京)。もう1つは東京(江戸)です。
陰陽道を扱う陰陽師たちは、都を発展させるために現代の住宅コンサルタントやリフォームアドバイザーのような役割として、時の権力者に家相をアドバイスして町を構築させました。
その甲斐あってか、京都は1000年の都として栄え、戦災にも合わなくて済んだのかも知れません。
また、江戸も開府260年続き、今日に至る日本の首都、東京として繁栄している事から、そのご利益があったと言えるでしょう。
このように、家相を重んじる事は昔から最重要な事柄なのです。
家相なんて古臭い迷信?
昨今、お洒落でモダンな新しい家やお墓が、いたる所で建てられるようになりました。
それは良いのですが家相や墓相を「迷信だ」として全く考慮せずに造ってしまう事に問題があります。
家相は、住宅環境学として奈良時代から日本に根付き、その後も時代と共に建築技術の進歩にあわせて研究され、進化し続けています。
家相が無意味なものであれば、これだけ長い間、多くの人たちに信じられてくる事はありません。
より無難な家作りをし、発展したいと考える事はいつの時代も変わりません。
悪いと言われている事を無視するのは簡単ですが、それでも不安要素は少しでも少ない方が良いと思います。
先程紹介した平安京と江戸もご存じの通り、家相の良い街には多くの人が集まり、今でも栄えています。
家相を無視した家を造るとどうなる?
家相は、家の間取と土地の形や方位との関係によって吉凶が決まります。
それらの法則(ルール)を無視して知らずに家を造って住んでいると、必ずと言っていい程長い年月の間に色々なトラブルに悩まされる事になります。
しかし、今日その家に入居したからすぐに吉凶の現象が起こるといったものではありません。
住んでいる人間に対して、その吉凶は長い年月にわたって目に見えないうちに少しずつ影響を与えていきます。
口伝では住み始めて約2、3年後から影響が出ると言われています。
つづく
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