こんにちは

個別指導塾 すずかけの木です
お待たせしました。
それでは後編をスタートします。
では、どんな時にスルースキルが発動されやすいのでしょう。
・感情が入って邪魔をしている
人間は感情の生き物です。
単純に、強い感情が入っていると、話というのは受け取りづらくなります。
その強い感情は、話し手と聞き手のどちらか、もしくはどちらにもある場合があります。
話し手が感情的な場合の話は、受け手にとって信憑性の低いものになりがちですから、話半分で聞くようになります。
もちろん「たまに」感情的な一撃であれば、スルースキル発動は防げると思うのですが、刺激には慣れるものです。
コミュニケーション能力の高い子の方がこの「感情」というものには敏感で、
「あ、今この人感情的だな」と思えば、スキルが発動されます。
伝える側としたら、もしも相手にスキルが発動される様子があるのなら、冷静に伝えてあげる必要があるでしょう。
受け手に感情が入っている場合というのは、話し手のことが大好きだったり嫌いだったり、
話し手に対して起こっているときなんかです。
人によっては、話す内容がなんであろうとスルースキルが発動され、やっぱり話が入っていきません。
こういう子は、国語の小説文読解などでも主観が入りすぎて、答えを間違ったりすることがあります。
よく言えば感受性豊か、ただ問題を解く場合は、客観的になる練習が必要です。
・価値がないと思っている
感情とも話は似てきますが、スルースキルが発動される条件として、
もうちょっと無機質に、そもそも相手や相手の出す情報に価値がないと思っている場合もあります。
例えば、「あ、この先生の授業つまんない」と思ったら、
スルースキル発動です。
その先生の授業中に発した重要なキーワードも、ぼんやり宙に浮かべたまま掴むことはありません。
親や先生の言う正論も、小言的な感じになってしまっては、スルースキルの対象です。
「わかってるって」というやつですね。
そう思われてしまっては、折角の貴重な情報も価値が低くなってしまいます。
伝える側としては、「また言ってるよ」みたいな顔をされたら要注意です。
そういう場合は、伝え方や伝える場、第三者から伝えてもらうなどの工夫が必要でしょう。
情報自体の価値はあるわけですから、伝え方を工夫して、その価値に気付いてもらうのです。
・違うことをしている(考えている)
これはスルースキルどうこうの話ではない感じですが、こういう例もあるというのをお伝えしておきましょう。
スタートは上記の「感情が入ったり」「価値がないと思ったり」だと思うのですが、
それが強まると、人が話をしている間にも、頭の中や目に見える形で違うことをし始める子たちもいます。
授業中の作業なんかは顕著ですよね。
ながら勉強に慣れている子に多い印象です。
もちろん、意図してやっているわけではなく、意図はないのに能力的にそうなってしまう子もいるでしょう。
これも良い悪いということではありません。
しかし、伝える方としては、その状態だとまったくもって伝わらないですからね。
また、違うことをやっていて、重要な情報を逃してしまったり、いざという時に集中力がうまく使えなかったりと、
本人にとっても不都合があります。
どちらにとっても、
一点集中させる工夫、いざという時に集中できるスキルが必要です。
私がよくやるのは、話しているときにこちらを向かせること。眼と眼を合わせること。
ノートやワークや他の何かではなく、こちらにだけ集中させることで、情報をきちんと渡すことができます。
その上、何を伝えたか、口頭で確認までできるといいですね。
そうやって、集中力の使い方を伝え、練習するだけで、ミスが減る子もいます。
あとはその子の
素直さ加減で変わってくる印象です。
長くなりましたが、まとめますと、
伝える側にはスルーさせない工夫が、
受け取る側にはスルーしない練習が、
必要。
と、いうことです。
参考になれば幸いです。
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