こんにちは
個別指導塾 すずかけの木です
中学生や高校1年生に向けて、大学受験についてのお話です。
大学受験の方法は、大きく分けて2つ。
本番のテスト勝負の「一般入試」と面接や小論文で合否を決める「推薦入試」です。
その中でも、今回は
「指定校推薦」についてです。
各高校が持っている大学の枠を取り合うのが、この
「指定校推薦」です。
基本的には評定平均(成績)で争われます。
ボーダーも評定も決まっているので、評定平均値が0.1でも足りなければ受験することができません。
この争いに使われる評定平均ですが、
これは
高校1年生~高校3年生の夏(1学期)までのすべての教科における5段階内申の平均値のことです。
そして、この評定平均値はほぼテストの得点で決まります。
というわけで、中学生にはあり得た「3年生になったら頑張る」が通用しません。
つまり、指定校推薦獲得のためには、高校1年生から勝負なのです。
ただ、それがやっぱりなかなか難しいものです。
「指定校推薦?楽じゃない?」なんて思っているならそれは大間違いです。
しっかり勉強しなくては、欲しいものは手に入りません。
これからよくある3つの失敗例をご紹介します。
パターン1:スタートずっこけパターン
入学してすぐ高校の進度と難易度についていけなくて、そのままズルズル後退。
一度遅れたらなかなか追いつけないのが高校の勉強です。その後浮上することができず、仕方なく一般受験へ切り替え。
パターン2:夏ずっこけパターン
高校生活にちょっと慣れてきた頃、部活や学校行事に力を入れすぎて勉強時間が確保できず、大量の課題も処理できずに後退。
どこかのタイミングで慌てて一般受験へシフト。
パターン3:宇宙へ追放パターン
真面目にやってきたにも関わらず、いつの間にか先生が話す言葉が宇宙語のようになり、どこがわからないのかもわからなくなってしまう。
どうでしょうか。心当たりのある高校生もいるのではないでしょうか。
ここで、ちょっとドキリとした高校1年生に伝えておきたい言葉がこちらです。
「予習・復習ができなくなったら1アウト。
先生の言葉が宇宙語になったら2アウト。
自分で勉強出来なくなったら3アウト」
野球同様3アウトするとチェンジです。指定校推薦から、学校の内申を大きく必要としない「一般受験」への切り替えになります。
ただし、「一般受験」であっても、上記の状態からリカバリーするのは至難の業なのですが。
また、高校の先生は独特で、たまに授業ど頭から宇宙語で、「この人本当に宇宙人なんじゃない?」と疑いたくなるような方もいますが、たとえその先生個人の問題で授業がわかりづらくても、自ら勉強ができる子であれば、自力で難を逃れることができます。
自力、をつけておきましょう。
高校に行っても全てのことを塾頼みにしていては、科目数も進度も早い高校ではあっという間に置いていかれてしまいます。
そして、最後に忘れちゃいけないことを。
自分の希望の大学や学部学科がある方は、必ず自身の高校の指定校リストを確認しておきましょう。
年々多少の変更があるものですが、大まかに大体どんなところがあるのかは参考になるはずです。
指定校狙いで頑張ってきたけど、行きたいところがなかったなんてオチは笑えませんからね。
高校の勉強は、つまづいてからでは遅いのです。
「あれ、最近の授業、なんとなくわかるけど、なんとなくわからないかも・・・」
のような、曖昧な感じになっていれば、学校の先生や塾の先生に、一度相談してみることをオススメします。
どういう状態になっているのか、どういう勉強をすればいいのかを親切に教えてくれるはずです。
もちろん、「個別指導塾 すずかけの木」もそうです。
いつでも学習相談をしに来てください。
無料ですし、使えるものはどんどん使ってください。
メールでも受け付けています。メールの方はホームページのお問い合わせフォームをご利用ください。
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