世の中すべて、バランスで成り立っています。
善もなければ悪もない。
私はそう思います。

悪い奴はやっつけろじゃないと思います。
西洋医学は悪い奴はやっつけろです。

体の中は常在菌は、体はそれが必要だから取り入れたんです。昔々に
ピロリ菌、結核菌、大腸菌などがそうですね。
それらは増えすぎると問題ですが、また無くても困る。バランスです。
「ピロリ菌は胃癌の原因と言われていますが、悪い菌ではありません。
ピロリ菌は50歳過ぎると、ほとんどの人が持っている胃の常在菌です。
常在菌が体に安定して存在する事で、病原性の微生物の繁殖が抑えられます。
また、常在菌が白血球の免疫細胞であるリンパ球を刺激し、免疫力の活性化にも一役かっている訳です。」
ピロリ菌は胃酸を中和する作用があります。
だからピロリ菌を退治すると逆流性食道炎になったりします。
私がそうでした。
結核菌も常在菌で誰も体の中に持っている訳ですが、この菌がないと肺にカビができたりします。
大腸菌もなかったら大変です。大腸菌のない赤ちゃんはメレナという血が止まらない病気になります。
だからと言って大腸菌が多い方がいいという訳ではありませんよ。要はバランスです。
体のバランスがいい状態が整体です。
「しかし、抗生物質を服用すると、ピロリ菌のみならず常在菌の腸内細菌も破壊されます。そうすると、免疫細胞への刺激が少なくなり、免疫力が低下します。
そして、飲み続けると食道炎・潰瘍性大腸炎・クローン病。過敏性腸症候群などの病気が発生しやすくなります。抗生物質は良い菌も悪い菌も殺してしまうので、癌も誘発する発癌剤と言われています。良い菌まで殺してしまうので体のバランスを崩してしまう。」
「」は新潟大学名誉教授だった安保徹先生のお話からです。
癌細胞が悪い訳じゃない、増殖しなければいい。ピロリ菌が悪い訳ではない。増殖しなければいい。
要はバランスです。

体が敏感だと、何も心配せずとも体がちゃんとやってくれます。
癌細胞も増殖しないよう、押さえてくれています。
整体に通っている人はどんどん体が敏感になってきます。
そうすると体が勝手に悪い処を修正していきます。
そういう敏感な体を整った体、整体というんです。



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