よくご相談される内容の１つとして「不可解な事がやたらと続くのだが亡くなった霊が憑いているのだろうか？ご先祖様や水子が何か訴えかけているのだろうか？」といったものがあります

春秋の彼岸やお盆の時期にこの手の相談が実際に増えます

結論から言いますと可能性が無いとは言い切れません

しかし全てを霊的なものと判断するのも軽率です

そこで改めて死霊とは何かをここで簡単に説明致します


死霊とは？
死者の霊のこと
（類義語）ほとけ・地縛霊・怨霊・御霊・お化け　など

なぜ死霊は憑くのか？
・生前の徳が少ないため成仏出来ずに苦しみ、すがろうとしている
・この世に恨みを残して死んだ人や、無縁仏、非業の死を遂げた者の霊魂は寂しさや自分の思いを理解して欲しいといった感情から不可解な現象を及ぼすことがある
・きちんとした葬儀（引導作法＝成仏するための導き）をしていない

死霊が憑いた時の症状とは？
・写真を撮ると身体の一部が消えたりする
・線香の匂いが嗅ぎたくなる
・同じ夢を何度も見る
・いつも誰かに見られているように感じる
・体調が悪いのに病院で診察を受けても異常が見付からない
・悲しくないのに涙が出る
・生暖かい風が急に吹いてくる
・ある場所に行くと鳥肌が立つ
・眠くなり立っていられない


死霊は基本的に皆さんを怖がらせたり苦しめたいために何かをしてくる訳ではありません

自分の力（徳）では成仏出来ないから、ただすがってきているのです

赤ちゃんが自分では何も出来ないから、泣き叫ぶしか伝える方法が分からないのと同じです

何か思い当たる節があるようなら、これを機に供養をし成仏へと導いてあげてください