本日は
彼岸の中日にして、我が
宗祖「弘法大師空海」さまの入定(にゅうじょう)された大変重要な日です
※入定とは
「禅定(ぜんじょう)に入る」という意味ですが、ことに弘法大師空海が永遠の瞑想に入っているという信仰を指す
生死の境を超え弥勒菩薩出世の時まで、衆生救済を目的として永遠の瞑想に入り、現在も高野山奥之院の弘法大師御廟で入定していると信じられている真言宗に伝わる信仰
本来は西暦835年4月22日(旧暦だと承和2年3月21日)なので正確には今日ではないのですが通例として
新暦21日に全国的に御影供(みえく)を行う所が多いと思われます
※御影供とは
祖師の命日にその図像 (=御影) を掲げて供養する法会
毎月21日は御影供、御入定日(3月21日)に修するものを正(しょう)御影供と呼ぶ
自坊でもそれにならい、本日は弘法大師法を修しました
「大師は弘法に取られたり」と言うように弘法大師への帰依と崇拝の念は篤く、祈願・回向・遍路・納経・詠歌・和讃・同行二人の心塊が絶えることは無く、数多の神仏さまと同等に列し、供養して功徳を回向するのは極めて当然の帰結でしょう
また、歴代祖師においてその痕跡、偉業を超える存在は無く、その讃仰が他宗にすら及ぶ事実は驚嘆の至極としか言いようがありません
自坊で扱う御守、御札もお大師さんの御力を宿したものが幾つかあり、併せて重ね祈願を致しました
(添付画像参照)
◆病気平癒 きんちゃく守り
(ご利益)病気・怪我の回復・心身のケガレ(気枯れ:キガレ)を祓う
(志納金)1,000円
◆病気平癒 御衣切
(ご利益)病気・怪我の回復・高野山よりお取り寄せ・
数量限定(限定予約制)
(志納金)1,000円
◆病気平癒 千枚通し札
(ご利益)病気・怪我の回復・飲み込んで身体の中から浄化する御札
(志納金)1,000円
◆美容・健康・長寿 弘法大師茶
お大師様が高野山に製法を残され伝承されているお茶です
普段用はもちろん、御衣切、千枚通し札をいただかれる際にお召し上がりください
(志納金)500円
僭越ながら来月4月より中国支部の支部長に任命していただき、第1回目の企画として
弘法大師御誕生1250年記念事業に合わせてお四国へお参りさせていただく考えで話を進めております
お大師様を通して今後のご縁に期待、感謝したいと思います
南無遍照金剛
※真言宗醍醐派では、空海に大師号が贈られる以前から帰依し信仰していたことを強調するため「南無遍照金剛」と大師をつけずに呼ぶ場合があります