少々の雨は記憶に残らないが、大雨で災害に遭った場合は記憶に残る

しかし、大半の雨は記憶の彼方に消え行く

人生の苦楽も同じで、大半は消え行く

自然の現象は人生そのもの

人間にとって迷惑な雨も、動植物には必要な恵み

人生に降る艱難辛苦も必要な恵みである


※艱難辛苦(かんなんしんく)
＝非常な困難にあって苦しみ悩むこと




雨はどちらかというと嫌われ役です

楽しみにしていた旅行や運動会、イベント等はやはり晴れてくれた方が良いですからね

しかし、世の中にある物、起こる現象は全て必要とされています

他にも、失敗や失恋、過度な仕事量にケンカなどなど

辛いこと、嫌なこと、苦手な人なんかも全て自分にとって必要な役割があります

時代劇で例えるなら自分は主人公の水戸黄門

そんな自分を支えてくれる味方の助さん角さん

悪だくみをする悪代官と桔梗屋など

全ての役割がいて初めて人生の劇が成り立つのです

自分の都合だけで必要不必要を決めてはいけません

困難に立ち向かい、苦労の末、皆と助け合い見事に悪を倒す

だからこそ楽しい内容になるのです

今現在、自分が嫌う悪者にしている人は、あなたに何を与えてくれる役なんでしょうか？

感情を一度置いといて冷静に考えてみては如何でしょう？



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