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これからを考えたお稽古(その四) 「 <踊り以前>も大切 」

「西川沢妙日本舞踊教室」&「こどもをどり塾」

前回からのつづき
どうしたら初心者でも踊りを自分の体に移すことが出来るでしょうか?
それには前回お話しましたように、着物の生活や邦楽が主流だった時代、生徒を育む環境としてあったもの==踊りの下地になっていたものを、誰かが補わなければならない---ということです。
環境が与えてくれる「下地」としてではなく、学ぶことで積み上げる「基礎」として教室できちんと教える、また教わるという意識が先生にも生徒にも必要に思います。
<踊り以前>も日本舞踊の大切な一部ですもの。

例えばの話、
日本舞踊の中に扇子で[あおぐ]しぐさが良く出てきますが、先生は‘サマ’になっているのに生徒がやるとなんだか形になりません。良く見ると先生は扇子を胸より下の方で使っているのに、生徒はそれより上で扇いでいます。
---着物の場合、袖口から風が入ると(特に脇が冷やされると)体に清涼感を感じ、とても気持ちの良いものです。ですから着物では、一方の腕を少し前の方へ出しその袖口から扇子で風を送るということを良くやります。
歌舞伎や日本舞踊では ヒジを張ってもいい「男」の役以外でも、 例えば芸者など粋なもの、 また下町の女などそういう扇ぎ方を使います。とても風情が良いものです。
役柄や時と場合によって、いろいろな扇ぎ方があるんですネ!
---普段から着物を着ないとその辺の知識や感覚が欠落して来るのですね。
また、 「 間 」 が合わないと踊りになりません。
例えば、先生が 「秋の~ 」 の 「キ」のところで手をかざしているので、生徒も同じ様にしたら、 「間」が違うと言われる。良く聞くと唄は「キイイ」と伸ばしていて本当はどこだかはっきりしない。
先生は実は唄ではなく、バックの三味線の 「 チン ツン ツン 」 と入っているその最後の「ツン」で手をかざしていたのです
唄だけではテンポがとりにくい事がままあります。そんな時、三味線を聞くと良くわかります。(三味線ってバイオリンみたいに音が伸びないでしょう。だからテンポがつかみやすいんです
考えてみると、テンポを無視した踊りなんて洋の東西を問わずありませんよね。しぐさなんかが入って、たとえ一時テンポから離れても、また音に乗って踊る。
ハズレっぱなしでは見ている方も ノ レ ません。
日本舞踊も「間」が命ですから、必要なところだけでも三味線に耳を傾けてみて下さい。 (なにしろ昔は踊りの稽古と三味線の稽古はセットだったくらいなのですから---。)

「 しぐさは自然に 」 「 振りは拍子に合わせて 」 と良く言われますが、それには「振り」の順番ばかり追いかけるのではなく、上記のようなことをしっかり学ぶ必要があると思います。

また、そのような 「所作 」 や 「 振り 」 を日本舞踊らしく 「 美しい形 」 にするには、体の向きや動かし方に簡単な法則があるんです。これを私は踊りを測る定規と言っているのですが……。

つづく
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    予約制 上記時間内でお一人様1時間程度 (予約のない日時はお休みです)

080-4126-5473

基本情報

名称「西川沢妙日本舞踊教室」&「こどもをどり塾」
フリガナニシカワサワタエニホンブヨウキョウシツアンドコドモヲドリジュク
住所699-0631 出雲市斐川町直江4082-3
アクセス新川道路沿い出雲徳州会病院を東へ900m
電話番号080-4126-5473
この番号は常に留守番電話になっております。留守録にメッセージえお残していただきますと、後ほど連絡させていただきます。
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