冬の乾燥は「肌」だけじゃない!中医学で考える、全身の乾燥対策
きらら薬局

麦味参顆粒

婦宝当帰膠B
こんにちは。出雲の漢方薬局「きらら薬局」足立です🌻
毎月第4木曜日の11:45〜12:00、エフエムいずも(80.1MHz)で放送中の『暮らしに役立つ漢方』に出演しています。
今回は「乾燥」をテーマに、冬に向けて知っておきたい漢方の視点と、日常でできる対策をお話しします。
一気に寒さが増し、空気の乾燥を感じる季節になってきました。冬の乾燥というと「肌のカサつき」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は乾燥は肌だけでなく、口・鼻・目・腸など全身に起こる不調 です。
中医学では、こうした乾燥を体内のバランスの乱れとして捉えます。
💧中医学の基本「気・血・水」
・気(き):生命エネルギー
・血(けつ):栄養・潤いを運ぶ
・水(すい):体を潤す水分
この3つがバランスよく巡ることで、健康が保たれると考えます。
冬は、乾燥トラブルが起こりやすい季節なので、次のような不調が起きやすいです。
・気が消耗しやすい(気虚)
・血が不足しやすい(血虚)
・体の潤いが失われやすい(陰虚)
肌の乾燥💪
外側+内側からのダブル対策が必要
肌は、血と水によって養われています。
血虚(血が不足した状態)になると、皮膚に栄養や潤いが行き渡らず、乾燥・かゆみ・炎症・生理不順といった不調が出やすくなります。
さらに、体の中に熱や炎症があると、内側から潤いが奪われ、乾燥が悪化しやすくなります。
冬は熱いお風呂や肌のゴシゴシ洗いにも注意し、外側(保湿)+内側のケアを意識しましょう。
口・鼻の乾燥👄👃
免疫力低下につながる重要なサイン
口や鼻の粘膜は、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ免疫の最前線です。
乾燥すると次のような不調につながります。
・唾液や鼻粘膜が減る
・咳が出やすい
・鼻血が出やすい
・感染症にかかりやすい
中医学では、肺は「皮膚・鼻・口・大腸」と深く関係する臓器。肺が乾燥すると、これらすべてに影響が出やすくなります。
目の乾燥👁️
潤いだけでなく「血」が必要
目の乾燥は、水分不足だけでなく血虚(血の不足)が大きく関係します。
中医学では「目は肝に属し、血によって養われる」と考えます。
血が不足すると、次のようなことが起こりやすくなります。
・目の乾燥
・目のかすみ
・疲れ目
・めまい
スマホやパソコンを使う現代人は、知らず知らずのうちに血を消耗しています。
腸の乾燥🌿
実は全身の乾燥のカギ
腸の乾燥は見落とされがちですが、全身の乾燥と深く関わる重要なポイントです。
腸が乾燥すると、次のような不調が現れやすくなります。
・便秘(コロコロ便)
・排便しにくい
中医学では、肺と大腸は表裏の関係にあるとされ、腸が乾燥すると、肌・口・鼻・目の乾燥も悪化しやすいと考えられています。
🔸気虚(ききょ)と乾燥の関係
気虚とは、生命エネルギー「気」が不足した状態
・疲れやすい
・体がだるい
・免疫力が低下する
・回復が遅い
気が不足すると、血や潤いを作る・巡らせる力も低下し、乾燥しやすい体質につながります。
🔸血虚(けっきょ)と女性の乾燥トラブル
女性は、月経・妊娠・出産・授乳・更年期などにより血が不足しやすい体質です。
血虚になると乾燥を伴う不調が起こりやすくなります。
・肌や目の乾燥
・髪のツヤ低下
・冷え
・めまい
・不眠
🔸陰虚(いんきょ)と乾燥の関係
陰虚とは、漢方でいう体内の潤いや水分が不足した状態のことです。
・口・喉・皮膚・粘膜の乾燥
・便秘(コロコロ便)
・のぼせ・ほてり(虚熱)
・寝汗
・目の乾き(ドライアイ)
・咳
潤い不足が乾燥という不調を引き起こしやすくなります。
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🌿漢方薬のご紹介(体調管理の一例として)
麦味参顆粒
麦味参顆粒は、漢方でいう「気(き)」を補い、体力や回復力を支えることを目的とした漢方薬です。
【効果・効能】
次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期
中医学では、気は体を動かし、血や水(潤い)を巡らせるために欠かせない要素と考えられています。
そのため、気が不足すると、疲れやすさや免疫力の低下だけでなく、体調全体に影響が出やすくなります。
婦宝当帰膠B
中医学では、女性は月経などの影響により、血が消耗されやすく、血虚になりやすいと考えられています。
婦宝当帰膠Bは、当帰をはじめとする生薬を配合した漢方薬で、更年期障害による不調に用いられます。
【効能・効果】
更年期障害による冷え症、貧血、生理不順、生理痛、腹痛、腰痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴り
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冬の体調管理は「内側からのケア」も大切
乾燥がきになる季節は、保湿や水分補給だけに目が向きがちですが、気を補う・血を補う・腸を潤すといった内側からのケアがとても大切です。肌・口・鼻・腸はすべてつながっています。
この冬は、外側のケアとともに、体の内側から潤いを育てる養生を心がけてみてはいかがでしょうか。
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