雲南中医薬大学で見た「進化する漢方」~中医アロマと現代の剤形変化~
きらら薬局
こんにちは。きらら薬局です🌻
先日、漢方の本場・中国に研修に行ってまいりました。
今回は、中国南部・雲南省にある「雲南中医薬大学」および「雲南省中医医院」にて、漢方医学の現場や教育の最前線を学ぶ機会をいただきました。
現地で、中医学が進化を続けていることを実感しました。今回は特に印象的だった内容をご紹介いたします。
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🌿【中医アロマが大学教育に——2022年から学問として採用】
雲南中医薬大学では、2022年から「中医アロマ療法」が正式な学問分野として採用されていました。
これは「芳香中薬学」として体系化されており、漢方の生薬から精油成分を抽出し、治療に応用する取り組みです。
これまで“香り”は、リラックス目的や予防的な使い方が中心でしたが、中医学ではさらに一歩進んで、香りを治療に活用する研究と実践が始まっています。
大学の講義では、漢方治療における香りの重要性が強調されており、生薬を煎じる順番やタイミングによって、香りの立ち上がりや効果が変化するという考え方を学びました。
特に「芳香化湿薬」と呼ばれる香りで湿気をさばく漢方薬は、蒸し暑い季節にぴったりの発想だと感じました。
🏥【雲南省中医医院・皮膚科での研修体験】
病院研修では、「雲南省中医医院」の皮膚科にて、さまざまな現場を体験させていただきました。
・中医美容皮膚科
・外来診察
・入院患者さんのケア
・中医外用治療
印象的だったのは、中医学と西洋医学の両方を取り入れた治療が行われていたことです。それぞれの特長を生かし、柔軟に対応している様子が印象に残りました。
また、煎じ薬が苦手だという患者さんの声が多く聞かれました。そうしたニーズに応えるように、剤形の多様化が進んでいることも、今回の学びのひとつです。
💊【漢方薬の“かたち”も進化中】
・粉薬
・カプセル(エキス剤)
・液体タイプ
中国では以前、煎じ薬が主流でしたが、現在ではこのような、より飲みやすい形態(剤形)が普及しているとのことです。
今ではライフスタイルに合った“スマート”な剤形が選ばれる傾向が強くなっているとのことでした。
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📝【今回の研修を通じて】
今回の研修を通して、中医学は単なる伝統医学ではなく、新しい技術や形を取り入れながら今も進化を続けている医療であることを改めて実感しました。
特に「芳香中薬学」のように、香りを治療に取り入れる新しい取り組みには、大きな可能性を感じました。また、剤形の変化により、より多くの方が漢方を無理なく生活に取り入れられるための工夫も進んでいます。
これからも、現場で得た学びを皆さまに丁寧にお届けし、日々の健康づくりに役立つ情報として発信してまいります。
- 08:30〜18:30
詳細
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基本情報
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