「計画停電」という名の無計画な停電で関東地方は大変混乱していると聞きます。
大規模な自家発電装置を持つところ（鉄道や病院など）はともかく、実施すると言ってみたり、見送ったと言ってみたり・・・

昨日更新しました『出雲平野は大丈夫？』には、たくさんのアクセスを頂きました。
けして脅すつもりではありませんが、事実を知り備える事も大変大切な事です。

さて、本日は災害時や今回の様な停電時にも約に立つ太陽光発電システムの【自立運転機能】について書きます。

案外とご存じない方もいらっしゃいますが、大概の太陽光発電には緊急時に役立つ『自立運転用コンセント』というのが付いています。（写真参照　パワーコンディショナ脇にある黒い部分 メーカーや機種により場所は違うと思いますが）
訳の分からない外国製品はともかく、国産メーカーのものにはほぼついているのではないでしょうか。

手動での切替え方は各メーカーの取り扱い説明書を見てもらう事として、これにより停電時や災害時にはある程度の電気を確保する事が出来ます。
もちろん発電出来る環境や条件（昼間で、それなりに日差しがある）でのみ利用できますが、今回の様な事態の時には重宝するモードです。
写真のメーカーは上限が1.5kWまでとなっていました。
この辺もメーカーによって違っているのではないでしょうか。

1.5kWでは同時に複数の白物家電（冷蔵庫・エアコン・炊飯器・レンジなど）を使うのは難しいと思いますが、それを「少ない」ととるのか、「ありがたい」ととるのか・・・災害時なら間違いなく後者ですよね。
とは言え携帯電話やラジオなど、電力消費の少ないものであれば、複数の家電製品が同時に使えると思います。

無論この機能を使わないで済むというのが一番でしょうが、既に設置済みの方は災害時に備えて一度試してみておくのも良い事だと思います。

H.Pも一部更新しました。　こちらからどうぞ