先日、書いたニュースに、思いがけずたくさんの声をいただきました。
皆んながいろいろな思いを抱えて生きているんだということを……改めて思いました。
ちょっと意固地なところがある私は、いつも肝心な場面で強がって……ギクシャクとした別れを繰り返しています。
先日の話から2年後。大阪で、私はまた性懲りもなく同じことをしていました。
相手は職場の主任。直接の上司で、いつも一緒でしたが、私的な会話を交わすことは、ほとんどありませんでした。
それが、ある日のこと。その人から食事に誘われ、はじめて2人で向き合いました。
京都出身の、物腰の柔らかな人でした。
なぜかお正月の話になって、その人が
「僕の家は白味噌仕立てのお雑煮なんだけど……食べれる?」と、聞いてきました。
「いえ…」 私の頭の中には、小さい頃から当たり前として過ごしてきた、ぜんざい雑煮がありました。
「ちょっと苦手かも」 きっと本当に嫌そうな顔で、答えていたと思います…:<
それから2週間後、彼は転勤になり……そして半年後に婚約を聞きました。
その時になって はじめて私は、「食べられる?」 と、聞かれた意味に気づきました。
彼が選んだのは、私も知っている人。彼女は、はにかみながら 「はい」 と答えたのだと思います……。優しい人でした。
私は、自分の馬鹿さかげんを呪いましたが…… もう、あとの祭りでした。
でも、今、考えてみて 「無理です」と答えたのは、やっぱり私の本音でした。
その時、かわいく返事して ついて行ったとしても、きっとどこかで つらくなったと思います。
人生には、たくさんの分岐点があります。
進むのか、止まるのか。どちらへ行くのか。選んだことが、未来になります。
本音で選ばなければ、本来の自分とは どんどん違う方向に進んでしまって、つらい思いをすることになってしまうでしょう。
その分岐点に、人との別れは つきものだと思います。友人。恋人。永遠に続くと思っていた仲が、ある日、突然のように うまくいかなくなることがあります。
でも…それはもう、どうしようもないことだと思います。
今までのステージで一緒だった人は、どちらかの波動が変わってしまえば、一緒にいることはできません。
その時は 身を切られるように つらい別れでも、歩き始めれば、どんどんお互いの距離が離れていくので、自然に自分の中で納得がいくようになるものです。悲しくても つらくても、いつまでも、うまくいかなくなった相手のことを引きずるのは やめましょう。
必ず、新しい道に、新しい出会いが用意されます。
心地よい人間関係の中で過ごすためには、分かれ道で どう進むか……常に自分の本音と向き合う作業を続けることだと思います。
アマノジャクな私は、回り道回り道を繰り返して、ようやく本来の自分に戻りました。
不思議なことに、本当に、今年、還暦です。新たな始まりの時間……これからは素直に生きるぞって……決めています('-^*)
