１．正しい立ち姿勢…あごを引き、背筋、膝をしっかり伸ばす。これなら重心線が股関節、膝関節の中心、足の前面（スネ側）を通り背骨に余計な負担がかからない。

２．座る姿勢…股関節、膝関節を共にほぼ90度に曲げ、お尻が背もたれに密着するように、背筋はまっすぐ伸ばして。低いソファーなどでは腰の後ろにクッションを入れると良い。

３．車の運転…基本は椅子に座る場合と同じ。座席をハンドル側に引きぎみにして、股関節がほぼ90度になるように調節。

４．寝る姿勢…十分リラックスして体を休められる姿勢が基本になるが、横向きでやや体を前屈みにした姿勢がベスト。うつぶせは腰椎の湾曲が強くなるので良くない。

５．歩く姿勢…前に出した足がかかとから着くように。後ろ足は最後にかかとが離れるように。こうすると常にある時点で膝が伸び、正しい立ち姿勢の重心線が移動しない。