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稽古の真ん中は「人」(4)

「西川沢妙日本舞踊教室」&「こどもをどり塾」

前回からの続き
この間NHKか何かのドキュメントで、「鼓」(つづみ)の稽古の様子をやっていました。

鼓の師匠は「本息で」すべての音を唄いながら稽古をつけていたんですが、
---どういう事かと言うと、「鼓」と合わせる他の音楽(三味線や唄、太鼓など)を全部声と机を叩いて表現する
つまり一番大切な「息」を生で表現しながら、鼓を打つタイミングを弟子に教えるんです。
しかも説明的に形だけ---というのではなく、本番の演奏、いえ、それ以上の「気」を入れてです。
凄い迫力でした。

(---ウチの教室のように曲のカセットテープやMDなんか決して使いません。)
教える方からするとこれは本当に大変なんです能力的にも、体力的にも

習う側としては、師匠が全霊をかけて教えようとしているのだから、「この一瞬をおろそかにしてなるものか」---という気持ちになります。
そういう「心」のやり取り」が「稽古」を形づくっていました。

もちろんプロを目指す人達の稽古と、あくまで素人の習い事では内容や厳しさに雲泥の差があります。
---ただ、このような「稽古」というものの‘流れ’を汲んでいる「お稽古事」は、
技術と伴に精神面を、一般の人達により分かりやすく伝える‘身近な町の道場’としての役割があるんじゃないでしょうか。
また、稽古に通う側もただ単に、こどもを日本文化に触れさせたいというだけでなく、
「稽古」というものを通して精神面の成長を期待するところが大きいようです。
「稽古事」というのは、庶民にとってそういう文化なんですネ。
(もともと「踊り」は「形」、 「形」は「心」から出て来るものです。
割り切って切り離そうとしても、出来ない相談ですよね。)

これまでこのコーナーでいろいろお話して来ましたように、
着物の生活や、三味線音楽になじみの薄い現代の生徒さん達に、
「どうしたら‘着物での美しい動き’を分かりやすく伝える事が出来るか。」---
という‘技術面’の課題を、私なりに追究して来ました。
結果、稽古が分かりやすく、丁寧になったというのがウチの教室の売りです。
しかしそうした方法論の上からも、どうやら心の問題は避けては通れないようです。
というか、そこにこそ上達への鍵が隠されているような気がします。

そういう、古臭くて頑固な部分もまた、「稽古」の魅力のひとつではないでしょうか

師匠は、弟子の「心」と「技」と「体」のバランスを考えながら稽古を進めて行く。自分がそうやって育ててもらったように。

(---それはひとえに愛情と才能と努力にかかって来る訳です。
私も師匠の端くれとして、いつまでも精進を怠る訳には行きませんネ。)

つづく
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    予約制 上記時間内でお一人様1時間程度 (予約のない日時はお休みです)

080-4126-5473

基本情報

名称「西川沢妙日本舞踊教室」&「こどもをどり塾」
フリガナニシカワサワタエニホンブヨウキョウシツアンドコドモヲドリジュク
住所699-0631 出雲市斐川町直江4082-3
アクセス新川道路沿い出雲徳州会病院を東へ900m
電話番号080-4126-5473
この番号は常に留守番電話になっております。留守録かショートメールにご用件をお残しください。後ほど連絡させていただきます。
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