呼吸は肺が膨らんだり縮んだり空気を出し入れする運動ですが、肺そのものに自動的に働く仕組みはありません。肺を収容している胸郭の容積が変化することで伸びたり縮んだりしています。
容積を変化させる方法は２つあります。１つは肋間筋を使い肋骨を動かし容積を変化させる方法ともう１つは横隔膜を使い容積を変化させる方法です。
呼吸運動の面白いところは、意識しなくても勝手に運動していることとまた自分の意志で呼吸運動をコントロールできる点です。生命活動に欠かせない心臓の運動は自分の意志とは関係なく運動をしています。しかし自分の意志で運動をコントロールすうことはできません。
呼吸を意識的にコントロールすることによりリラックス効果やストレス解消効果などいくつも良い効果が期待できます。
私が行っている呼吸法の紹介
1・肩幅に両足を開くつま先は正面に向ける（内側を平行にする）
2・お尻をしめる（肛門をしめる）
3・膝と股関節を少し緩める
4・脊椎を伸ばす
5・お腹をふくらます。臍下５センチぐらいのところに手を当て腹圧がゆるまないようにする（なれたたら手を当てなくてもよい）
6・ゆったりと呼吸する（鼻で呼吸）
7・軽くめを閉じる（ぐらつくようなら目を開けても良い
8・時間は１０分位
以上の点を守り意識してできるだけゆったり呼吸をすることで日頃のストレス解消などに効果があります。
（呼吸法の指導可）