【シンスプリント】

シンスプリントは走ったりすることにより繰り返される刺激が下腿に加えられて生じるもので、脛骨過労性骨膜炎とも言われています。


一般に陸上競技の選手やランニング・ジャンプをよくするバスケットボールやバレーボール選手に見られるスポーツ傷害です。


すね（脛骨）の内くるぶしから１０ｃｍ上の場所に痛みがあり、指で押さえると飛び上がるほどに痛いこともあります。


初めはランニング時のみに痛みを感じますが、進行すると練習後でも痛みがあり、歩くのも痛くなってくるのが特徴です。


原因は？？
①急激に練習量が増えた。
②スピードトレーニングを行った。
③ふくらはぎのストレッチングや下腿の筋力トレーニングを十分おこなわなかった。（ストレッチ不足・筋力不足）
④ランニングシューズの衝撃吸収性が悪い。
⑤舗装道路などの硬い路面でのランニングが増加した。


などなど…


治療は？？
基本的には安静にすることが重要です。


練習をどうしても休めない場合はテーピングを行った上で練習をするようにして下さい。


ずるずると原因を考えることなく練習を続けると慢性化し、非常に治りにくくなります。


また、踵や土踏まずに足底板を入れたり、自分で練習終了後などに氷でアイスマッサージを行うことも効果があります。


治った後もふくらはぎのストレッチングや下腿の筋力トレーニングを十分行って、再発に注意しましょう。


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