こんにちわ(●^o^●)
はりきゅう接骨院の森です!!
みなさん、夏バテ・風邪になっていませんか??
夏風邪の主な症状として挙げられるのが、
腹痛や下痢です。
夏風邪が時に「
お腹の風邪」と呼ばれるのはこのためで、夏風邪を引くとそれだけ
顕著に表れやすい症状と言えるでしょう。
夏場はエアコンなどで体が冷えるので、お腹を壊しやすい状況にあるとも言えますが、何日も下痢
が続く場合には夏風邪を疑ってみるのがよいと思います。
また、夏風邪のもう一つの特徴として喉の痛みがあります。
空気が乾燥しているわけでもない夏場に、喉が痛くなって咳が出始めたらそれは夏風邪かも知れません。
この他、夏風邪が引き起こす症状には、発熱や頭痛、咳といったものもあり、症状的には一般的な風邪
との違いはありません。
夏風邪の原因は?
夏風邪に限らず、
風邪を引いてしまう原因の80~90%はウイルスによるものと言われており、
ウイルスの数は200種類以上と言われています。
しかしそのウイルスの多くが、低温で空気が乾燥した状態を好むことから、風邪が最も流行す
る時期は冬場となっており、風邪とは違いますが同じく低温で乾燥した状態を好むインフルエ
ンザも冬に大流行しますよね。
ですが、夏風邪を引き起こすウイルスは、高温で湿度の高い環境を好みます。
代表的なのがエンテロウイルスとアデノウイルスです。エンテロは腸、アデノは喉という意味
からもわかるように、夏風邪を引くとお腹を壊したり喉が痛くなりやすいのは、これらのウイ
ルスが活発に活動しているためです。
夏風邪にかかった時の治し方や対処法
夏風邪は、通常冬の時期に引く風邪をたまたま夏の時期に引いてしまったもの、と考える方が
多いようですが、夏風邪の原因でも説明したように、
夏と冬では風邪を引き起こすウイルスに違いがあります。
このため、間違った対処法をしてしまうと、回復を遅らせてしまうだけではなく、こじらせて別
の病気を引き起こす原因にもなりかねません。
夏風邪は、暑い夏の時期に体調不良になることから夏バテと勘違いしやすく、お腹の調子がよくないのにも関
わらず「体力をつけなきゃ」と無理に食べてしまうと、余計に症状がひどくなってしまいます。
また、夏バテをして体力が低下している時にウイルスに感染しやすくなってしまうので、疲れやすくお腹の調子
がよくないと感じたら、
まずは睡眠をしっかりとって体力を回復するのがよいでしょう。
さらに、熱が出ていなければお風呂に入ってリフレッシュすることもよい方法です。
新陳代謝がよくなるだけではなく、副交感神経が優位に働き免疫力が上がるため、軽い症状であれば撃退できる
場合もあります。
夏風邪を予防するには何が大事?
夏風邪と冬の風邪は、ウイルスの種類が違うと言いましたが、実は感染経路にも大きな違いがあります。
冬の風邪は主に飛沫感染が多いのに対し、夏風邪は経口感染が多いのも特徴なので、外出から帰ったらうがい手
洗いをするのは勿論、家庭内に夏風邪を引いている人がいる場合は、バスタオルやトイレの手拭きなどを共有しないことも大切です。
夏風邪を引き起こすウイルスは湿度の高いところを好むので、濡れたタオルは格好の増殖ポイントとなってしまいます。
また、室内をエアコンで冷やしすぎるのも気を付けましょう。寒い場所に長時間いるとそれがストレスになるだけではなく、
外との気温差に体が慣れずに自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れると免疫力が低下しウイルスに感染しやすくなりますので、注意して下さい。
会社などでエアコンの調整が難しい場合は膝掛や腹巻などを使用し体を冷やしすぎないようにしましょう。
夏風邪の時に効く食べ物は?
免疫力を高めてくれるショウガやにんにくは、夏風邪の予防に最適なだけではなく、夏風邪を引いてしまっ
た時にも効果を発揮してくれます。
[[red;ショウガは消炎作用があるので、喉が痛い時にはすりおろしたショウガを使ってジンジャーティーを飲むと
痛みが軽くなりますし、にんにくに含まれるアリシンにはウイルスを撃退してくれる効果があります。]]
また、両方を使って根菜などで煮込んだスープも栄養満点でよいと思います。
ただし、生のまま大量に使うと返って胃腸障害を引き起こす恐れもありますから、ジンジャーティーに入れ
る場合も少量に留めておき、にんにくは加熱調理して使うのがよいでしょう。
夏風邪・夏バテにはみなさん、気を付けましょう(>_<)