彼女はとても世話の良い人で、お料理上手。
手間がかかるだろう甘酒なども 、よく いただきます。
身体に良いからと、食べきった頃を見計らったように届けてくださるのが 『氷酢タマネギ』や『タマネギの黒ジャム』
恐縮しながら いただいていたのですが・・
先日、
「これも大変なんだから。たまには自分で作ったら どう!?」
言葉を失いました。
お願いして、作ってもらっていたわけでは ありません。
手間も材料もかかるものなので、気を使いながら いただいていたのですが・・・
でも いつの間にか、作ってもらうことが当たり前になっていたのかもしれません。
甘えすぎていた・・と、心にこたえた出来事でした。
お盆で 少しゆっくりしていた 15日。
黒ジャム・・玉ネギを黒砂糖と黒酢で煮詰めた『黒玉ねぎ』を作りました。
私だって作れるんだから。。。とでも言うように、
少しムキになっている自分を かわいげがないと思いながら(-ω-;)
言った後、きっと『しまった・・』と思っているだろう彼女を感じています。
疲れて、どこか虫の居所が悪かったのかもしれません。
今頃は後味の悪い思いで、後悔しているだろうことも分かっています。
しばらくしたら、きっと ちょっと居心地の悪い顔で、
ジャムの瓶を持って来られるのだろうと思います。
その時、私が自分でジャムを作ったと分かったら、
気まずい空気が流れるだろうことも想像がつきます。
全部 承知で ことを荒立てているかもしれない私ですが・・
「あなたが言ったことなんだから」
と、主張しています。
口から 思わず出てしまった言葉。
それは本当は 彼女が時々、思っていたことだったのだろうから・・
本音を聞かされたから・・
心が退いている私があります。
私も 人のことに踏み込みすぎます。
だから自分で心がけています。
誰かのためにすることは、
“自分が”していること。
先で そのことが大変になって、ため息をつきそうになったり、
グチをこぼしそうになるのなら、最初から手出しはしない。
いつも “自分がしていること”
だからどんな展開になっても、不満を言ったりせずに、サラリと笑顔で。
笑顔でできるほどのことを、と。
でも、してもらう自分は ……と、考えました。
「ありがとう ありがとう」と、そのまま受け止めてしまうことで、
かえって相手にプレッシャーをかけていたのでしょうか・・
してあげないといけない、と・・思わせしまっていたのでしょうか。
苦い反省の出来事でした。