頭痛の種類によっては病院での治療が必要なものもあります。
特に病気が原因でない頭痛は、ツボを刺激することで症状を和らげたり、予防したりすることができます。
頭重感（頭が重だるい感じ）にも効果がありますよ。

●百会（ひゃくえ）
☆ツボの取り方：左右の耳介（軟骨の部分）を前に折り、できたてっぺんに左右の親指を置き、それぞれの中指を頭頂部に置きます。中指の指先が当たるところ（真ん中）にあるところに取ります。
◎押す指：どちらかの中指
●頭維（ずい）
☆ツボの取り方：いわゆる「こめかみ」の部分で、物を咬むと筋が動くところに取ります。
◎押す指：中指（両手で同時に押してもよい）
●風池（ふうち）
☆ツボの取り方：後頭部の真ん中のくぼみと、耳の後ろの突起（だ円形の丸い骨）の先端（耳たぶの後ろあたり）の中間点です。
後頭部の真ん中のくぼみに中指を、耳の後ろの突起の先端に親指を置いて、人差し指が自然に当たる部分に取ります。
頭蓋骨のきわになります。
◎押す指：親指（両手で同時に押してもよい）
●完骨（かんこつ）
☆ツボの取り方：後頭部で、耳の後ろの突起と頭蓋骨の交叉した角の部分に取ります。
◎押す指：親指（両手で同時に押してもよい）
●足臨泣（あしのりんきゅう）
☆ツボの取り方：足背部で、第４指（薬指）と第５指（小指）の間を手の人差し指で足首の方へなで上げたとき、指がとまるところに取ります。
◎押す指：人差し指（両手で同時に押してもよい）