大祭の内容を小分けにしてご紹介していきます。


【散供】

仏さまが説法する時は、それをたたえるために天女が空から花をまいて降りそそぐと仏教経典に説かれています

それになぞらえて、昨今の日本仏教では法要中に紙製の花びらを散布する散華（さんげ）という作法が行われます

※演劇の花吹雪、結婚式のフラワーシャワーの仏教版と考えれば、想像しやすいかと思います


当院で行われる散華は、参拝者の方々に花びらをまくのはもちろんの事、それ以外にお供物（お供え物のお下がり＝お菓子）も一緒にまいてお接待（無償でふるまう）しており、「散供（さんく）」と呼んでおります

この作法には僧侶と一緒に散華のお手伝いしてくれるお子さんを募集しており、今年も可愛らしいチビッ子たちが協力してくれました

仏教では寺院の手伝いをする子供たちを「稚児（ちご）」と呼び、昔から切っても切れない関係です

この稚児はどなたでも参加出来ますので、ご希望の方は是非来年の散華に参加して下さい

※写真・動画等の撮影も可能ですので、お子さん、お孫さんの晴れ姿を記念撮影してあげて下さい

※多種多様な散華があり、散華はお持ち帰りいただけます

※お手伝いしてくれたちびっ子にはお菓子の授与と記念撮影があります