【春の大祭の一部をご紹介】

その④
百万遍念珠（ひゃくまんべん　ねんじゅ）

念珠（ねんじゅ）とは、一般的に認知されている数珠（じゅず）の事をさします

念仏をとなえる時に回数を数えたり、念を込めてお願いをかける時にすり合わせるので
・数珠：じゅず（数を数える珠：たま）
・念珠：ねんじゅ（念を込める珠：たま）
と呼ばれます

この念珠の大型サイズのものを百万遍念珠（ひゃくまんべん　ねんじゅ）と言い、大勢の人と一緒に念を込めておとなえします

一人では出来ない事も沢山の人の力が合わさればとても大きな力となります

皆さんに自分のお願い事が成就するお手伝いをしてもらい、また自分も皆さんのお願い事が成就出来るようにとお手伝いをするのです

助け合いの精神ですね

これを仏教の専門用語で「利他行(りたぎょう)」と言います