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パッケージデザインでは、当方が憧れています、カリスマ的
な方が高知県におられます。
田舎のマイナスは、何もない“田舎から”真の価値を見つける
男、田舎をデザインで救う、型破りなデザイナー梅原デザイン
事務所、梅原真氏65歳です。
　梅原真氏は自らの拠点である高知のプロジェクトを中心に、
都会や都市には目もくれず、ローカルに軸足をおき、“日本の
はしっこ”の一次産業ばかりを手がけ、考え方そのものを
デザインする仕事は、全国、世界へと広がっています。
島根県でも、隠岐町の｢島じゃ常識さざえカレー｣のデザインを
手掛けておられます。

梅原氏は｢土佐一本釣り･藁焼きたたき｣のデザインでカツオの
一本釣り漁法を支え、年商20億円の産業を作り出しました。
　四万十川をベースにした、道の駅販売の｢ひのき風呂｣｢紅茶｣
｢地栗｣｢ぽん酢しょうゆ｣｢青のり｣等、商品デザインだけでなく、
企画プロデュース、企業経営、地域再生なども多く手掛けられ、
梅原氏の生き方に共感して高知にⅠターンされた方もおられます。
梅原氏が高知県の砂浜美術館でスタートさせた｢Tシャツアート展｣
はモンゴル、ガーナ、ケニアなど海外13か国でも行われています。

梅原氏のデザイナーの原点は、四万十川中流域に架かる石の橋
で、手すりも欄干もないシンプルな橋は、大雨が降ると川に沈み、
収まると顔を出し、風景に馴染み、等身大の田舎を演出しています。
地方創生はコンサルタントに依頼することではなく、自分で
考える事で、現場で感じたことをデザインに入れていく事で現実が
分かり、売る為だけのデザインでなく、消費者の目線に立った視点
で、商品を買い物カゴに入れるまでがデザインで、デザインとは
単なる装いでなく、生産者と消費者を信頼でつなぐものだと言います。

　当社でも、出雲ぜんざいのＣＩをさせて頂いておりますが、他に
大社町の｢野焼き｣、湖陵町の｢西浜いも｣のパッケージデザインを
させて頂いたことがあります。
　昨年も、大社町で女性が個人で作られている｢葡萄｣のオリジナル
ギフト用パッケージをデザインさせていただきました。
印刷完成後、御礼のお手紙を頂き感激いたしました。
デザイン料は、梅原真が言っておられるのと同じで、出世払いです。
お気軽に声をかけてください。

2016/03/10 12:02デザインハウス