お問い合わせありがとうございます。

飲食店が成り立つには、
以前にも申し上げましたが2つの条件があります。
　一つは「味」、もう一つは「サービス」です。
味には、おいしさは勿論、独創性も必要です。
器や盛り付けを含んだ、見た目も大切です。

　サービスには、価格は勿論、接客が大切です。
この2つが平均でも、お店は成り立ちません。
一つは平均以上を目指してください。
それだけではお店は成り立ちません。

　私共のお話を少しさせてください。
私たちは、夫婦で、家族で、仲間で
月２回位、夜、食事(居酒屋さん)に行きます。
　以前は同じお店に行っていましたが、
オーナーが亡くなられたため、
その後は毎回違うお店に行っています。
　毎回お店を変えるのは、行ったお店が
なかなかしっくりいかないかもしれません。
(ハッキリ言えば、あまり楽しくないからだと思います)
　以前はなぜ同じ店に行ってたかと言えば、
理由は、近かったから、安かったから、楽だったからです。

　その観点から言えば、お店はお客様から
わがままが言えるお店だと思ってもらうことです。
自分の行きつけのお店だと思ってもらうことです。
　そのためには、どうでもいい話をいっぱいしてください。
　お客様とコミュニケーションを図ってください。
　オーナーがお店に出ていないお店は、これらのことはしていません。
だから楽しくないのです。

　オーナーがお店に出ていて、立地が悪いお店は
これらのことができるはずです。
　最近都会では、これらのことをしたがるオーナー達が路地裏の
お店を営業したがる傾向があります。

　お店の方と一言も話さないお店は
わざわざ行った甲斐(満足感)がありません。
　できる限りお客様のわがままを聞いてあげてください、
お客様がこのお店を何とか繁盛店にしてあげたいと
思ってもらえる人間関係を作ってください。
　チャンスはココにあるはずです。
是非成功を掴んで下さい

2013/09/03 17:18asa

丁寧なご返事ありがとうございます。
お客様のわがままについて具体的に
聞かせていただければ喜びます。
よろしくお願いいたします。

2013/09/05 13:23諸説粉粉

　お問い合わせありがとうございます。

　お客様の我がままを聴く前に、
お客様の顔と、名前を憶えて
お客様を名前で呼んであげてください。
それには、お客様と会話(コミュニケーション)を
する必要があります。
　お客様の好きなもの、嫌いなものを
聞き出して、お店の方で把握してください。

　そこからわがままがスタートです。
毎回、お客様へのサービスメニューの提供。
　メニューにはない、お客様の希望のメニュー
(お客様オリジナルの裏メニュー)の提供。
　注文したものしか出ないお店は、
それまでのお店でしかありません。

　それらのメニューが、お客様の自尊心を
満足させるはずです。
　次は、知り合いをこの店に連れて
来たくなってもらえるはずです。

　さらにお客様のメモリアルデー
(本人の誕生日、家族の誕生日、結婚記念日等々)
の把握で、プレゼントの進呈などができます。

　以前私は、行きつけの居酒屋さんで
今日は誕生日だと言ったら、マスターから
焼酎のボトルをプレゼントしていただきました。
４人で、それが無くなるまで飲んだと言うことは
言うまでもございません。

　ぜひお客様に、行きつけのお店だと
思ってもらえる努力をしてください。

2013/09/05 15:27asa