今をキラメク人にインタビュー!
山陰エリアでウワサ!キラっと輝くあの人を突撃取材します!
2011/08/08
【第6回 ゲスト】 岡本 哲夫さん
<プロフィール>
兵庫県(姫路)出身 B型 1953年1月23日生
出雲市出身の奥様と結婚。出雲へ訪れるたび豊かな自然に感動する。
1983年 出雲市へ移住(Ⅰターン)
1995年 ダイビングショップAQUA工房 設立
1998年 同ショップを日御碕 経島の向かいへ移転
2000年 海底に不思議な地形を発見
2009年 市民団体「マリンブルー」設立
教えて!マリンブルーてどんな団体?
新しいパワースポットを発掘?!
新たな観光資源を創出しようと海底遺跡の調査を行う市民団体「マリンブルー」。
国立公園 日御碕地区の地域振興と環境保全を目指します。
日御碕の海にあるものとは?
日御碕の海は、珍しい魚やエイの群れなどが飛び交う素敵な場所です。
そして、北前船や日御碕灯台の歴史や海底遺跡と思われる不思議な地形が眠っています。
大いなる遺産と認められれば、全世界から注目されることは間違いありません。
海底遺跡とは?
地上にあったとみられる建造物が海面の上昇や地殻変動などによって海底に沈んだもの。日本では沖縄の与那国島海底で1986年にダイバーによって発見された海底遺跡が有名です。
日御碕では、経島から「タイワ」と呼ばれる瀬にかけてと、灯台の北にひろがる断崖から沖の棒が立てられている岩礁「ボングイ」にかけての2箇所に海底遺跡らしきものがみられます。
海底遺跡らしきものとは?
トンネルや参道・階段、玉砂利のひいてある神殿を思わせるものがあります。
その他にも人工的に削られた形跡のあるものや亀に似た石、岩屋など洞窟のあともみられます。
岩屋は世界文化遺産で沖縄最大の聖地「斎場御獄(セーファーウタキ)」に似ています。琉球大学や早稲田大学の教授によると「斎場御獄」で行われる儀式と出雲の「神迎の儀式」がとてもよく似ているそうです。
岡本 哲夫さんの魅力をキャッチ!
ダイビングをはじめたキッカケは?
海や山などの自然の遊びが好きで始めました。
普段目にすることのない海中の景色はとても素晴らしいです。水泳が出来なくてもコツを掴めばダイビングを楽しんで頂けますよ。
日御碕の為にしていることは?
湾内などでは食べ物の包装紙や釣りなどの道具が自然を汚しています。
海底環境を守るために海底や浜辺の清掃活動をしています。
また、日御碕の魅力を広めるための歴史講座などを企画しています!
タイワ参道
ボングイにある階段
PicUpキラメキ!岡本さんと海底遺跡
海底に眠る謎!21世紀の神話が、いま始まる
はじめて海底に参道や階段らしきものをみつけたとき、周囲からは「気のせいだ」と言われました。
ある時、たまたま当ショップに立寄った観光客がボングイの写真をみて「階段だ」と呟きました。パっと見、海中の写真だと分からなかったようです。
「やっぱり!先入観のない人がみると階段にみえるんだ」
そこから、海底遺跡や言い伝えなどについて調べました。
現在では多くの専門家さんに興味をもっていただくようになりました。
日御碕から新しい神話伝説が始まるような気がしてワクワクしています。
山陰の皆さんへ一言!
私が全国各地から来るダイバーを案内した限られた範囲ですが、人の手が加えられたと見られる地形がこれだけ見つかっています。日御碕の海には、不思議な地形がまだまだ眠っていることでしょう。今後も調査を続けるとともに、自然の環境保全に取り組みたいと思いますので御協力の程よろしくお願いいたします。
編集部あとがき(大谷 涼子)
まだまだ謎に包まれている海底遺跡。
様々な伝説のあるこの土地で、このような地形が見られたのは好奇心を刺激される夢のある話でした。
新たな山陰のパワースポットとして注目を浴びる海底遺跡は、今後も新たな発見と驚きを私達へ教えてくれることでしょう。★参加方法、イベント状況などの詳細は、市民活動情報やコミュニティ、イベント情報からチェックしてください(*^^)♪岡本 哲夫さん、マリンブルーの皆さん!
ご協力をいただき本当にありがとうございました。
≪会員募集中!≫
一緒に日御碕地区の海浜・海岸・海底清掃を行っていただけるメンバーを募集中!
また、発掘調査のための会員も募集しています。
*年会費 3,000円、特別会員 10,000円
(大社町の一部店舗にて割引特典あり)
住所:出雲市大社町日御碕450(AQUA工房内)
TEL:0853-54-5711