今をキラメク人にインタビュー!
山陰エリアでウワサ!キラっと輝くあの人を突撃取材します!
2011/07/19
【第3回ゲスト】小磯 保弘さん
<プロフィール>
鳥取県米子市出身 人形劇団いとぐるま代表
サラリーマン時代からボランティア活動へ参加
1990年 独立して和食店を営む
米子市心身障害者福祉センター運営委員(講師)
また、児童委員も行い子どもたちへ剣道を教える。
教えて!人形劇団いとぐるまてどんな団体?
<障がい者の自立支援を目的とした人形劇団>
民話をテーマにした人形劇を行い、地域交流や郷土文化の伝承を目指す。
他県でも公演や大会へ出場し、鳥取県の郷土文化を全国へ広めている。
どんな活動をしているの?
健常者と障がいのある人が人形劇を通して県内に伝わる民話を手造りの人形で子どもたちに伝承します。
主に県西部の公民館小学校や老人ホームなどで公演を行います。
*手作りの人形やセットを用いて人形劇を行います
どんな雰囲気ですか?
身体に障がいのある方がメンバーにたいしても思ったことは遠慮せずに伝えています。
お互いに意見を出し合うことで、できる範囲の`最高の技術´を一緒に求めるようにしています。
そういった環境が、「自発性」を生んでいると感じています。
活動をするうえで気を付けいていることは?
一枚一枚和紙を貼って人形をつくったり道具を作成する準備はとても地道で大変!そして退屈なものです。
地道な作業も飽きずに取り組んでいただけるように1つでも多く公演を行うようにしています。
「公演」という目標を身近に感じるだけで、皆の笑顔が増えますから。
小磯 保弘さんの魅力をキャッチ!
活動をはじめたキッカケは?
たまたま身近に車イスの知り合いがいて、色々と協力しているうちに活動の場が広がっていきました。
当団体は視覚障がいのメンバーとともにはじめました。
人形劇であれば、多くの方へ内容を伝えることができ自己表現にも繋がると感じたからです。
活動を通じて感じたことは?
初心者から始めた私達ですが、今では大阪の大会やイベントに出場依頼されるくらい上達しました。
物事の上手い・下手には「障がい」があるとかないとか関係ないのでしょうね。そのときにどう努力したかが肝心だと実感しています。
演技力が光る!公演の様子
メンバーとボランティアの皆さん
PicUpキラメキ!小磯さんとボランティア活動
活動を通じて見せた「父親の働く背中」
本来ボランティアって「よし!やるぞー!!!」といって気合を入れてやるもんじゃなくて「両手がふさがっている人の為にドアをあけてあげる」そんな自然で当たり前のことだと思うんです。
地域全体がそんな雰囲気になれば良いなと思います。
また、活動を通じて子供へ「父親の働く背中」を見せることができたのも良かったと思います。
当時はサラリーマンだったので、そういった場でもなければ見せることはありませんでしたから。
小磯さんにとって人形劇とは?
かかわる人へ夢を身近に感じていただけるものだと思います。
メンバーは勿論、お客さんにも夢を届けるような活動を行っていきたいです。
編集部あとがき(大谷 涼子)
「肩に力をいれず、自然でいいんだよ」とホンワカ笑顔でお話しをする小磯さん。
自分の活動や生き方に迷いのない小磯さんと向かい合うことで、正直に生きることの大切さを感じました。
また人形を操る手付きは流石なれたもの!!!思わず見入ってしまいました。
「一人一人がちょっと隣人を気にかければボランティアはなくなる」という言葉をきき`気遣い´の大切さを改めて考えさせられました。★参加方法、イベント状況などの詳細は、市民活動情報やコミュニティ、イベント情報からチェックしてください(*^^)♪小磯 保弘さん、人形劇団いとぐるまの皆さん!
ご協力をいただき本当にありがとうございました。
<活動場所>
米子心身障がい者福祉センター
<実績>
・大阪 枚方市 人形劇フェスティバル
・1000人ウォーク
週1回の例会や公演のボランティアスタッフさんを随時募集しています!
メンバーさんの送迎だけでも大変助かります。
お気軽にお電話ください。
住所:米子市河崎1741-9
TEL:0859-29-6155