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ミュージアム

あなたは、最悪のラストを期待する

2016年11.12(SAT)全国ロードショー<br>(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会
2016年11.12(SAT)全国ロードショー
(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会
ミュージアム

監督/脚本:大友啓史
原作:巴亮介
脚本:高橋泉 藤井清美
音楽:岩代太郎
主題歌:ONE OK ROCK
撮影監督:山本英夫
照明:小野晃
美術:磯見俊裕
キャスト:小栗旬 尾野真千子 野村周平 松重豊 妻夫木聡

作品概要

史上最悪の猟奇殺人鬼・カエル男。追い詰めるはずの刑事が、1秒1秒追い詰められていく。そして、あなたは最悪のラストを期待する。原作は、漫画大国日本を震撼とさせた巴亮介氏作の同名コミック。2013年、連載されるや否や、その想像を絶する過激な描写と、読めば読むほどハマってしまう緻密なストーリーに、今もなお、熱狂的ファンを増やし続けている、超・問題作。主演は、数々の国民的キャラクターを演じ日本映画界を牽引し続ける名優・小栗旬。監督は『るろうに剣心』で社会現象を作り上げた大友啓史。史上最強タッグが仕掛ける衝撃のノンストップ・スリラーエンタテインメント作品が誕生する。

記者の見どころ

その手加減のない残虐描写と緊迫したストーリー構成から絶大な人気を誇る同名コミックの待望の実写映画作品、『ミュージアム』。『秘密 THE TOP SECRET』『るろうに剣心』の大友監督が描く、衝撃の問題作が誕生した。

映倫がG(全年齢対象)に指定したことが信じられないほどの手加減ない描写に驚かされた。特に序盤から中盤にかけてはR15指定でもおかしくないほどの容赦ない過激描写のオンパレード。さらに後半は多数の暴力描写と、おそらく過激描写に弱い方は途中で劇場を出てしまうのではないかと思ってしまうほど最高(?)に心臓に悪い時間が続く。

カエル男役の妻夫木聡は、本当に本人かどうかわからないレベルの特殊メイクを施し、観客をドン引きさせるほどの怪演を見せつける。他にも『シン・ゴジラ』での活躍が記憶に新しい市川実日子ら、隅々まで超有名俳優・女優が勢ぞろいし、本作を盛り上げる。そしてそんな助演陣の上で、主演・小栗旬がおそらく彼の俳優史上最も怒りに満ち溢れた演技で存在感を示す。

最後の最後、エンドロール直前の映像は、その意味に気づいた観客を絶望させる。日常に刺激が欲しい方は、ぜひ。しばらくの間、雨の日は、カエル男の顔がチラつきます。

(第29回東京国際映画祭にて鑑賞)

Text by EISUKE