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[雑談] 《13》奇跡の50年ヒストリー!

《13》奇跡の50年ヒストリー!

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asa  さん

2019/01/26 21:48:10
全てに公開 返信数(5)

《13》奇跡の50年ヒストリー!  このストーリーは、出雲で育った3人の大親友の出会いと別
れのノンフィクションです。その1人が随想として残しました。

◆随想(幸田蒼生)・・・《天国の桜の下で会おう》

【天国の桜の下で会おう:1】
 昭和34年3月に出雲高校を卒業した私は、小学から一緒の
浩二君と、中学で一緒になった英範君の3人で3月末、卒業し
たばかりの高校に赴いた。離れ離れになる前に3人で会おうと
いう浩二君の提案に従ったものだった。《ーー(中略)ーー》
 3人は3年間学んだ校内の思い出の場所を歩き回り、記念の
写真を取り合ったのち、体育館の横にある桜の木の下に座った。
突然、浩二君が「10年後の3月10日にこの桜の下で会おう」と
言った。《ーー(後略)ーー》  

 それから瞬く間に四年が経ち、夏休みに帰郷し浩二君を訪ね、
連立って土曜夜市を楽しんでいた。そこへ英範君の近所の下級
生が、英範君が昨日亡くなったと、「えっ!それは本当か?」と、
葬儀の場所を教えてくれた。《ーー(中略)ーー》道を訊きつつ
辿り着いた時には、既に読経が始まっていた。私は英範君の遺
影をじっと眺めて語りかけた。「昨年の夏に会った時に早く別
れたのが残念だ。こんなに早く逝く事が判っていたなら…」、
そこまで言うと熱いものが胸を突き上げた。
6年前に父が他界した時に流さなかった涙が止めどなく流れ
落ちた。《ーー(中略)ーー》続いて焼香に立った浩二君は「何
だ、お前!高校を卒業した時に、桜の木の下で三人で誓った事
忘れたのか!あれから未だ4年しか経っていないのに…」。そう
言った途端、人前憚らず泣きだした。暫くして「胸が張り裂ける
ようで、これ以上話す事ができない…。お前が好きだった灰田
勝彦の「鈴懸の径」を歌う。そう言って歌いだした。「友と語らん
鈴懸の径通いなれたる 学び舎の街…」。歌い終わるや「安らかに
眠ってくれ」と涙ながらに境内に走り出た。《ーー(中略)ーー》
 
 出逢いがあれば必ず別れが訪れる事は判っていたものの、こ
んなに早く訪れるとは予想もっしなかっただけに悲しみは大き
かった。「俺はお前の分まで長生きするからな。十年後の再会は
駄目になったが、五十年後に天国の桜の下で会おう!」と読経が
流れる中、私は心の中で手を合わせた。
《幸田蒼生 作/ノンフィクション天国の桜の下で会おう より》
【浩二さんが葬式で歌った】
★「鈴懸の径」灰田勝彦https://youtu.be/MjVGCi2WBDE
★「鈴懸の径」鈴木章治・ザピーナツhttps://youtu.be/Rhk6ah-x-90
《写真は:左から高校時代の英範・悠・浩二》

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1 asa  さん
2019/01/26 23:07:53

◆3人の出会いは・・・《出雲市立第二中学校》

【天国の桜の下で会おう:2】
 高校卒業後の3年後、私は英範君の葬儀で遺影をじっと眺め
て語りかけた。6年前に父が他界した時には流さなかった涙が
止めどもなく流れ落ちた。読経の声を聞きながら、英範君と出
逢った8年前のことを思い出していた。

 中学校に入学して一週間目の昼休み、私は浩二君に会う為に
長い廊下を歩いて彼の教室の前に行った。そこにはガッチリと
した体格の生徒が入口の柱にもたれ掛かっていて、「おい、お
前!何んて名前だ? 小さいくせに威張って歩いてるじゃないか!」
と、如何にも小馬鹿にした様子で私に言った。私は「小さい」と
言われる事が大嫌いだったから、「なに!もう一度言ってみろ!」
と、叫ぶと同時にその生徒の胸ぐらを掴んだ。
 私の声が大きかったのだろう、教室から数人の生徒が飛び出
して来た。その中には浩二君がいて「幸田は俺の友達だから喧
嘩なんか止してくれ」と殴り合いになる寸前に2人の中に割っ
て入った。これが英範君と私の劇的な出会いだった。この出会
いがきっかけで、英範君と浩二君と私との親交が始まった。
《幸田蒼生 作/ノンフィクション天国の桜の下で会おう より》

2 asa  さん
2019/01/26 23:09:53

◆3人の別れは・・・《出雲高校桜の木の下》

【天国の桜の下で会おう:3】
 昭和34年3月10日高校を卒業した私は、小学校から一緒だ
った浩二君と、中学で一緒になった英範君の三人で卒業したば
かりの高校に赴いた。 卒業後、浩二君は絵画の素質を買われ
京都へ英範君は家業を手伝う為に地元に残り、私は医師をめざ
し東京へと、それぞれ別々の道に一歩を踏み出すことになって
いた。今までは同じ地域で生活し、会いたいと思えば何時でも
会うことができたが、これからはそうはゆかない。離れ離れに
なる前に会おうというと浩二君の提案に従ったものだった。

 高校は小高い丘の上にあったので、3人で自転車を押して坂
を上った。3人は校内の思い出の場所を歩き回り、記念の写真
を撮り合ったのち、体育館の横にある樹齢百年は経つと思われ
る桜の木の下に座った。この日も私達の卒業を祝福するかの如
く満開に咲き誇っていた。共に学び共に遊んだ楽しかった日々
を、時間の経つのも忘れて、語りあっていたら、突然浩二君が、
「10年後の3月10日の午後に、この桜の下で会おう」と言った。
 黄昏が迫って薄暗くなってきたので、3人でよく行った蕎麦
屋に入った。その店は、試験が終わった日には3人で必ず行っ
た店だった。店の主人に3年間のお礼を言って店を出たあと、
互いの健康を祈りつつ、それぞれの道に分かれていった。その
2年後、3人で再会し更に一年後の夏、英範君の訃報を聞いた。
【幸田蒼生 作/ノンフィクション天国の桜の下で会おう より】

3 asa  さん
2019/01/26 23:19:39

◆4人の思い出は永遠に・・・《青春の思い出は永遠!》

【出雲から汽車に乗って松江に!】
 写真は中学の恩師の先生に3人で松江に会いに行った時の写
真です。《右から先生・2番目が藤田・3番目が幸田・左が浅水》
 悠・浩二・英範の3人が高校時代通っていた喫茶店で流れてい
た思い出の曲です。(幸田さんにお聞きしました)
【三人が高校時代喫茶店で聞いた思い出の曲】
★「真夜中のブルース」ベルケム楽団https://youtu.be/gikaziCeS-A
★「魅せられしギター」スリー・サンズhttps://youtu.be/bFamSTqqlSk

◆あれから5年後・・・《10年目の:運命の再会!》

【兄の代わりに:二人の親友と交流!】
 3人の同級生が卒業の3月、高校の桜の木の下で10年後の再
会の約束をした5年後、私の兄が亡くなり、ある日、松江で私
が藤田さんと仕事の関係で会いました。それが桜の木の下で別
れてから10年目でした。運命にも似た奇跡の再会のお陰で私は
藤田さんが勤務の広告会社にお誘い頂きました。
 桜の木の下で別れてから20年目、藤田さんが亡くなられまし
た。その後、親戚のTAMIKO叔母さんからの電話で、幸田さん
と、お会いすることが出来ました。幸田さんが随想で書かれて
いた。「50年後の天国の桜の木の下で会おう」の50年目でした。
 私は藤田さんに業界に誘って頂いたお陰で、未だ仕事をさせ
て頂いています。これも兄と兄の友人のお陰だと思っています。
《この不思議な赤い糸のストーリー・感謝にたえません!》

4 asa  さん
2019/01/26 23:31:18

◆もう一つの:50年後の桜の木の下で・《兄との代理再会!》

【本当にあった50年後の軌跡の出会い!】 
 今から50年前、出雲市内の3人の同級生(幸田・藤田・浅水)が
卒業時の3月、高校の桜の木の下で10年後の再開の約束をしま
した。しかし5年後一人(浅水)の死亡により約束が実現しなく
なりました。さらに20年後、もう一人(藤田)が亡くなり残され
た一人(幸田)が、「天国の桜の木の下で会おう」という随想を書
かれていました。《コスモス文学:新人賞受賞》

 その50年後、幸田(東京在住)と亡くなった浅水の弟(出雲在
住)の感動の再会が出雲で実現しました。2人は50年前の再会
の約束の桜の木探し、亡くなった2人の墓参り、3人の最後の
晩餐の場所での食事。50年前の兄への思いを繋ぎ合わせ、時
の経つのも忘れ語り合いました。
 来年、出雲での再会を約束して別れました。奇跡にも似た感
動的な再会でした。その次の年も里帰りされた折、お酒を酌み
交わしました。そして今年、桜の花咲く4月、東京在住の幸田
さんが亡くなられたとの連絡が入りました。心よりご冥福を、
お祈りいたします。幸田さん、永い間兄を友達と思って頂いて
ありがとうございました。これで、天国の桜の木の下で3人の
再会が実現します。青春テークツーのスタートです。
《あの世で50年のブランクを取り戻して下さい!》

9 asa  さん
2019/03/11 23:47:01

◆幸田さん安らかにお眠り下さい・《桜の木の下の約束:完結》

【天国の桜の木の下で3人の再会が実現!】
 昨年71歳で亡くなられた、東京都清瀬市に住んでおられた
幸田さんのご仏壇に手を合わせてきました。3年前に奇跡のお
会いをさせて頂いてから、出雲に帰られる度に、お酒を酌み交
わさせて頂き、亡くなった兄の話を色々聞かせて頂きました。
 50年も経った今でも私の兄を、友達だと思って頂いていたこ
とに、弟として感謝の気持ちに堪えませんでした。その幸田さ
んが昨年お手紙で残された人生も少くなってきたと書かれてい
ましたが、癌の手術を受けられ療養されておられましたが昨年
桜の花咲く4月、71年の人生を全うされました。
《幸田さん安らかに!》
【幸田さんのご霊前に御参りしてきました!】
 今年、私は私自身のけじめとして、このストーリーの一部を
完結する為に、私のすべきことは幸田さんのご霊前に、手を合
わせに行く事だと思い、東京に行かせて頂きました。奥様には
快くお受け入れして頂き、ご主人様の写真まで提供頂きました。
《写真は:幸田さんの遺影写真です》

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